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夏への扉 2017 The Door into Summer

ヴァイオリン属
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スチール弦だったら、もう少し音量が下がるかも…

この8年間は夏前に湿度調整剤を交換するだけの醸造状態で、安価なスチール弦を張っていたので、フッとそんなことを思いつきました。
ナイロン弦と違って、伸びが少ないこともあって、張替え時の調弦で切ってしまうことが幾度かあったので、テールピースも、貯まっていたポイントで、ウイットナーのアジャスター内蔵タイプに交換してみました。

IMG_6349.jpg

安価な入門者用(その通りなのですが…)のような風貌になりましたね。

スチール弦は、ダダリオのヘリコアを選んでみました。
わりと賛否両論ある弦のようで、ベタ褒めな意見もあれば、ダメな方は三日で交換した…なんて意見もあったりするようですが、こればかりは嗜好ですから、張ってみないことには判断出来ないし、ヘリコアは、バイオリン用C線も出しているので、生バイオリンに合わないようならば、5弦エレキの予備弦にしようというケチな算段もありました。

梅雨の影響(もう梅雨明けしたけど)がどれほどかは判りませんが、弦は3日ほどで、ほぼ安定して、その後は、アジャスターの微調整で弾きはじめることが出来ています。

一週間ほど経ったので、音量を計測(iPhoneのアプリ)したところ、けっこう音量下がったんじゃね?…と、思いましたが…

(ナイロン弦)ビジョン+エボニー製テールピース=最大87dB

(スチール弦)ヘリコア+アジャスター内蔵テール=最大83dB

耳元では音量が小さくなったように聴こえたのですが、4dBしか下がっていませんでした。
弦とテールピースを同時に交換してしまったので、定かではありませんが、−4dBの要因は、弦の違いよりも、テールピースの材質の違いの方が影響しているようにも感じています。


携帯アプリでの計測なので精度が高いとは思えませんが、まぁ…なんにせよ午前4時からの練習は無理ですね。

う〜ん…いや本当に、隣家への騒音は雨戸をたてて、ブラインドとカーテンを閉めて、熱中症対策にエアコンを入れれば解決出来るのに、家族への屋内配慮が、これほど問題になるとは思っていませんでした。

IMG_6359.jpg


もう無駄な抵抗は終わりにします。

音を出してナンボの楽器の音を消す(弱める)…と言う、矛盾した行為に四苦八苦するよりも、音出し可能な時間帯に、良い音で鳴らすための練習で四苦八苦するべきだ…と言う、きわめて当たり前な結論に至りました。


音色うんぬんに関しては、俺レベルでは的ハズレなことしか言えませんが「嫌いではありません」

このバイオリンは出荷時にドミナントが張ってありましたが、もう少し「渋め」と言うか「温か系」の音色が欲しくなって、その後は、トマスティークのビオリーノを張っていたので、それと比較した場合、ヘリコアは、トーンが明るめで、響き(倍音?)の芳醇さみたいなものは弱いように感じますが、屈託がないと言うか、明朗快活…そんな印象です。

もっともビオリーノの音色の記憶も定かではありませんが…

直前まで張ってあった、(ほぼ)同価格帯のナイロン弦ビジョンと比べても、音質的な遜色は無く、弦が伸び難いので、小一時間ほど練習しても、途中で調弦する必要が(ほぼ)皆無に近いので、ヘリコアの方が扱いやすく感じています。


夏への扉が開くまで…と思っていたバイオリンでしたが、単なる季節としての夏ではなく、ピートのように「夏への扉(ロバート.A.ハインライン著)」があることを信じて、今夏は、バイオリンで夏への扉を模索してみようかなと思っている大暑です。


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