丁酉の年始はテナーウクレレ
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2017年がはじまりました。。。もう大寒過ぎたけど。。。
年末年始は、文字通り師走(師では無いけど)の喧騒でした。
休まずに続けていたギター(&ウクレレ)の練習もサボリ気味でしたが、成人式を過ぎた頃には一段落してきたので、練習再開…と、思った矢先に、南予のマスターが、突然のウクレレ復活宣言。
このところギターの練習に重きを置いていたので、当初は傍観していたけど、なにやら背中がムズムズしてきました。
ウクレレはソプラノとコンサートがあるのに、テナーウクレレが必要なのか?
…と云う、根っこの問題は見て見ぬふりをする現実逃避型人生まっしぐらなので、マスター沈がワクワクしていて楽しそうだし、だったら俺もワクワクしたい、が最優先されます。
ただ、無い袖は振れないので、気が向いた時に、オツリを放り込んでいた缶に60枚ほどの500円玉が貯まっていたので、それで贖える品を物色しました。


安物買いの銭失い…と云う典型的な貧乏買物での後悔が多いのに、ヘッドに「made in china 」のステッカーが貼ってある Leho LHUT-SWR というテナーウクレレを手に入れました。
トップは単板スプルースで、サイドとバックがローズウッド合板と云う木材構成は、ウクレレの代名詞的なコナだったり、マーチンに代表されるマホガニーでは無く、初心者向け的な位置付けで販売されているアコギと同様なんだけど、弦をクラギ用に張り替えるつもりだったので、敢えて、この材を選びました。
いや、まぁ、材の違いで曲を弾き分けるなんてことは出来ないし、聴き分ける耳も持ってないんですけどね。。。
仕上げの粗さは値段相応ですが、ネックの反りも無く、12フレットの弦高は出荷時で3mmほどだけど使っているうちに少し下がるだろうし(予定)、ピッチもマーチンS1並みと、使用上(俺には)問題のないレベルの品でした。



で、いささか語弊はあるけど、敢えてウクレレらしくない音…と云うか、歯切れの良いコロコロとした音色ではなく、サスティーンの効いた音を目指したかったので、予め用意しておいたハナバッハのウクレレ仕様に張り替えました。
ハナバッハはドイツの老舗メーカーで、クラシックギターの弦が有名だけど、東京のメディア・カームと云うクラシックギター専門店が、販売しているウクレレLow-G用セットを試してみます。
ちなみに、この組合せはメディア・カームのオリジナルかと思っていたら、イケベ楽器でも、同じ(と、思われる)組合せで販売しているようですね。


ハナバッハの弦を張ったLehoの印象は、フロロ弦のように、元気で明るい…ではなく、物静かだけど朗らか…みたいな印象の音になりました。
物静かと言っても、音が詰まったり、こもったりすることは皆無で、音の立ち上がりは早く、ヌケとサスティーンが良くなり、全域がクリアに聴こえます。それと、アクイーラ弦よりも、テンションが弱くなったようで、バレーコードが押さえやすくなりました。
一般的にスプルース材は弾き込みでの音質変化が大きいとされているので、それも愉しみです。
でもって現在は、ハードケースを探しています。
室内保管がメインなんだけど、付属のソフトケースは保管するにしても心許ない品です。
俺の場合、表に持ち出すことは無いので、重たくても質実剛健で安価(コレ大事)なハードケース探しているのですが、胴厚がサイドで80mmで、バックがアーチトップで膨らんでいるため、深さ85mmか90mm以上のモノを物色中です。
まぁ、ケースに収納するのも手間なくらい、連日頻繁に練習すれば良いんですけどね。。。
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