4x5の言わずに

銀塩・鉄塩写真備忘録 & 楽器とか@最近はウクレレとギター

Undercurrent ですね



小指の痛みが引きません。
だましだましで練習していたギターやウクレレですが、完治を優先させるため、この一週間ほどは、まったく触れていません(チューニングだけ)。

生活が、(ほぼ)介護離職状態なので、このままだとストレスが溜まってしまうため、読書と音楽を聴く時間が増えました。


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音楽にも、オーディオにも詳しくありません。むしろ、疎い方です。
ですが、少しでも良い音で聴きたいと言う、当たり前の欲求だけはフツーに持ち合わせています。

そんなこなんで組合せたのが。今の 箱庭オーディオ構成 です。

オーディオに詳しい方ならば、鼻で笑うような構成ですが、それでも満足できている低レベルな駄耳です。

さて。長く愛聴しているキースジャレットの「ケルン・コンサート」が、最近、DSDでも配信されたので、さっそく購入したのですが…コレがDSDの音?…う~ん。値段ほどの感動がありません(お前のシステムがヘボだからと言う問題は目を瞑ってください)。

そこで、最終出口を横濱音羽製作所のヘッドホンアンプML-4S + ヘッドホンをゼンハイザーHD650 の組合せに統一して、手持ち音源の、CD、FLAC、レコード、DSDを、聴き比べてみたところ、レコードが一番好きな音で聴かせてくれました。

アナログの優しく柔らかい音…みたいなキャッチを見かけることがありますけど、実際のところレコードは、そんなモジュレーション系のコーラスをかけたような音ではなく、むしろキレが良くて、獰猛で凶暴だけどデジタルのように硬質では無い。だからデジタルとは違う美しさがある。と、思っています。

音質はレコードよりハイレゾ(24bit以上)の方が優秀だけど、音色はレコードの方が好き…そんな感じです。

まぁ、レコードが特別なモノではない世代ですし、レコードとCDが併売されていた過渡期はレコードを選んでいましたから、聴き馴染んでいることはあるかもしれません。
もっともこれは、あまりにもビンボーな若者だったため(今も)、CDプレーヤーに買い換えることが出来なかったからなんですけどね。。。。


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まぁ、そんなこんなで、ちょいとレコードを聴く時間が増えたので、リ・マスタリングで評判の高いMobile Fidelity からリリースされているビル・エヴァンス+ジム・ホールの「Undercuttent」を入手しました。

輸入盤レコードに4,000円は、かなり躊躇ったけど、このアルバムはCDでしか聴いたことが無いので、モノは試し。
騙されたと思うことにして入手したところ…


素晴らしいアルバム(マスタリング)でした。


CDでは、ジム・ホールのギターが、いささか団子状態で聴こえたり、エヴァンスのピアノに埋もれていたフレーズや、タッチや、トーンの調整…などなどが、とんでもなく明瞭に聴こえるんです…ジムおじさんってば、こんなに細かで繊細な味付けをしていたのですね。

誰々さんがマスタリングしたとか、どこどこがプレスしたアルバムは…なんてことは、オカルトと言うか、都市伝説的な戯言程度にしか思っていませんでしたが、あるんですねぇ本当に。

あぁ、いま、これを記しながらも、ジム・ホールのハーモニクスが、すんげぇ気持ち良く響いています。

ハイレゾ音源を聴くようになって、愛聴していたアルバムの鮮度が高まり「音楽を聴く愉しさ」が増したのですが、これほど安価なレコードプレーヤーで鳴らして、ハイレゾ音源よりも鮮度の高い音楽との出会いがあるとは、思ってもいませんでした。


アナログの可能性って、つくづく未知数だと思えたし、主観という感性と、スペックと言う客観的な数値が入り乱れているオーディオの世界は、引き摺りこまれるとエライコッチャで、このアルバムのタイトル通り、まさに「Undercurrent (暗流)」だと、思えた次第です。


1円に泣く人、泣かぬ人


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AriaのA19C-100Nは、入手早々に、弦をサバレスのクリエーションカンティーガに張り替えたら、音量が上がって、明るい音色に上品さが加わりました。
喩えるならば、大量生産の上白糖ではなく、和三盆を使った甘味…と、でも言いますか、音の立体感が増した印象です。

テンションも38.8kgで柔らかいし、ピッチがダメダメだった3弦も含めて、6コースとも12フレットでのピッチの誤差は、ほぼ皆無になりました。

ちなみに、低音弦だけストッパーを装着しているのは、過日、朴葵姫嬢のリサイタル(3月ハーモニーホール座間)へ行った時に、彼女が、こーゆー張り方をしていたので、たまさか、入手したまま放置状態だったストッパーが手元にあったので真似てみただけでして、効果の程は定かではありません。。。

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650mmスケールのデカヤマハだと1〜3フレットまでが105mm、指板幅52mmで、630mmスケールの19世紀風ギターで100mmと50mm。
もうバツグンに指が届きやすくなったと思っているんだけど、長さで5mm、幅で2mmしか違っていないことに、ちょっと驚きました。

「一円を笑う者は一円に泣く」じゃないけど、ほんとに、わずかな違いが、大きく関係してくるもんですね。

例えば580mmのチビヤマハだと、Aのコードなんか、フレット内がスシ詰め状態になって、押弦し難い上に、デカヤマハと比べると、篭ったような音に聴こえる時があるのですが、630mmのアリアだと、フレット乗車率60%くらいの感じで、デカヤマと比べた場合、全体的な音量は下がるけど(俺の場合、右手のピッキングも下手ッピーなので鳴らせていません)、音色へのストレスはありませんし、ローポジで押弦する場合(Cコードとか)、デカヤマハだと、1フレットの指が、3フレットを押弦する指に引っ張られてしまうような事(逆も含め)が、多々あるのですが、630mmのアリアだと、それが激減するため、フォームを安定させることが出来ます。

いつだったか、盟友・沈さんが「楽器を身体に合わせる選び方も大切」と助言なさって下さったけど、ほんとに、その通りで、630mmスケール50mm指板幅は、俺にとっては良いこと尽くめに感じています。



・・・と、ここまで630mmスケールを持ち上げておいて何ですが、過日、仕事仲間でギター弾きの後輩から「(弾き易い、難いは別として)弾ける人はスケールに関係無く弾けます」と、言われました。

そりゃ、年収1000万円越のような(弾ける)方は1円(1mm)では泣かない…でしょうから、なんともまぁ、低レベルな話題で恐縮です。


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ところで、小指の痛みが引きません。

少し前から違和感みたいなものはあったけど、特に気にしていなかったのですが、アリア(A19C-100N)を購入した少し前くらいから、痛みが強まってきたので、ここしばらくは、湿布を貼ったり、テーピングをして使わないように気を配ったり、ツボにピップエレキバンを貼ったりしていますが、どーにも完治してくれません。

キーボードのタイピングでも痛む時があるので、ギターの時間は減らしているのですが、介護もあって、炊事洗濯などの諸事雑務を避けられないので、どーしても小指を庇い切れません。

そんじゃ、弦の数が少ないウクレレをメインにして…と思ったけど、ウクレレってば、思っていた以上に、小指を多用していました。
セブンスコードは勿論のこと、小指って1弦トップ音を動かす時は、すんげえ役立つし(…と言うか、ほぼ必須ですね)、改めて、小指の稼働率の高さを思い知らされています。


まことに僭越ながら、小指が使えなかったジャンゴさまの、スゴさを改めて実感しています。

メインの教本として使っている、カルリさんの45のエチュード(全音版)は、#06までは、三本指での練習だし、#07以降でも、630mmスケールならば、小指を使わずに、薬指で代用できるエチュードもあるので、せっせと練習して、少しでも、1円(=1mm)に泣かない人を目指したいものです。


それにしても、右利きなので、怪我をすらならば左…なんて、思っていたけど、ギターに関しては、どんだけ左が大切かを、身を以て体感している、今日この頃です。



なんちゃって19世紀ギター(A19C-100N)


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相変わらず、カルリさんの45のエチュードをメインに練習しています。

短くて開かない指も、当初よりは開くようになったけど、過日、ボサノヴァのコード練習をしていたら、小指に無理強いしたようで、1ヶ月近く経っても、押弦すると痛みがあります。

若い時分と違って、鍛えるのも治すのも、時間が掛かります。

650mmスケールは長いけど、580mmスケールだと窮屈…と言うことで、630mmスケール、指板幅50mm の、19世紀風ギター A19C-100N を買い足しました。

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現在、普通に見かけるクラシックギターは、1850年代に、アントニオ・デ・トーレスさんのデザインが基となったモダン・ギター(スパニッシュ・ギター)だけど、それ以前の、19世紀中頃に使われていたギターを19世紀ギターとかロマンチック・ギターと称しています。

その、19世紀ギターに興味を持ったのは、敬愛しているギタリスト福田進一氏のアルバム「19世紀ギターデビュー」を聴き、その後、これまた敬愛している渡辺香津美+福田進一のDVD「禁じられた遊び」で演奏された「アヴェ・マリア」を視聴したことがキッカケでした。

もっとも福田氏のギターは、ルネ・フランソワ・ラコートさんの作で、ギターのストラディバリとも称される銘器ですから、当方のブツは比較対象にすら値しません。

現在でも、公演で使える19世紀ギターのオリジナルや、現役ルシアー達が制作したレプリカも販売されていますが、オリジナルは100万円超コースだし、レプリカと言っても手工品ですから、最低価格帯でも実売40万円以上からなので、気軽に「それ包んでください」とは言えません。

で、まぁ、サクッと調べてみたら、荒井貿易から、A19C-100N 19th Century-Style なんて品が販売されていました。

メーカーも、19世紀ギター・レプリカではなく、スタイルと銘打っているわけでして、中華製の量販品ですから、雰囲気を楽しんでね。と言うことでしょうし、これなら貯まっているポイントを併用すれば「それ頂いて帰りますわ」と言える価格です。

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630か640mmのスケールで練習する…と言うことが主題だし、この価格帯クラスで、音がどーだのこーだの言うつもりはありませんし、そもそも、そのようなことを語れる腕前ではありません。

ですけど、せっかくなので、入門者ならではの第一印象みたいなことを備忘録として記しておきます。

スケールが短くなったことで、しっかりと押弦が出来るためか、発音が良くなったように聴こえます。開封した日は、650mmmスケールの感覚が残っていて、ついつい指を拡げ過ぎたりもしていました。

ボディは小振りですが、音量もあって、音が痩せているような印象はありませんし、高音弦が突出して目立つような鳴り方もせず、倍音も多過ぎないので、和音がクリアに聴こえます。

モダンギターよりも明るい音に聴こえます。音が軽いわけではありません。
どちらもナイロン弦ならではの柔らかさがあるけんども、強いて言うなら、モダンギターの明るさは冬の日差しで、こちらは春の日差し…みたいな印象を受けました。

開封直後は、可もなく不可もなし…なんて思ったけど、こうして書き出してみると悪くないですね。

ですが、音はかなり硬めです。ほんとに硬いです。

時間が掛かるけど、弾き倒していけば変わるだろう…と、希望的観測を持っていますが、表板に松(一応、単板らしいです)など使わずに、杉にすれば、もっと早い段階から鳴りやすくなるのでは?…なんて思ったんですが、いつだったか、楽器屋で、松の方が美白効果があって、ガングロ系の杉よりも販売成績が良いと言う話しを聞いたことがありました。

そーゆーことなのかな?

まぁ、19世紀ギター云々と言う論点ではなく、単にギターとしてと言う括りでのことですが、こんな第一印象でした。


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でもって本日、弦をサバレスのクリエーション・カンティーガに張り替えました。

安定するまでは何とも言えませんが、すんげぇ音量が上がりました。
でもって音質も、硬さは薄らいで、おごそかと言うか、なんと言うか…とにかく、まるで違う音色の楽器に変貌しました。

これからの時期は湿度が上がってくるので、弦高なども、ちょめちょめと変わるでしょうし、しばらくはコレで様子見します。


手元に届いて、まだ二日なので、あーだこーだは言えませんが、630mmスケール指板幅50mmの、19世紀風ギターは、なかなか快適です。




稽古は本場所の如く本場所は稽古の如く…なんちゃって


” 練習用には悪くない "

と、書かれた、安価な弦へのコメントを見かけることがあるけど、自分以外の誰かのために演奏することを本番と云うことならば、自分の場合、練習と本番の棲み分けが無いから、練習=本番。

どーせ、音の良し悪しも判らないのだから、安価で、そこそこ評判の良い弦を…と思っていたけど、ここ最近は、スケールでもエチュードでも、鳴らすのが愉しくなるような音色の弦が欲しくなっています。

安価な量販品ギターで、尚且つピッキングの悪さをもリカバリーしてくれるような…そんな都合の良い弦です。



材料のほとんどが自然材と言っても、我が家のギターは、大手メーカーの合板量販品ですから、鳴りの傾向があると思ったので、ググってみました。

丁寧に音源をアップしている方もいらっしゃるのですが、同じ楽器に同じ弦であっても、奏者の腕前や選曲による違いもあって、入門者には判断が難しく、結局、音は「良し悪し」ではなく「好き嫌い」で評価が分かれる。と、云う、至極当然な結びになってしまい、鳴りの傾向のようなものは見えてきませんでした。

さて、チビヤマハ(CS40J)に貼ったマーチンM160 は、デカヤマハ(CG182SF)では感じなかった(気がつかなかった)けど、3弦が妙にボヤけると云うか、篭もると云うか…ヌケが悪く聴こえます

ギターの3弦は、プライムギターでも鳴りがボヤけることがあるらしいので、容積の小さいチビヤマハだと(個体差はあるにせよ)、それが顕著なのかもしれません。
手元の予備弦に、サヴァレスのアリアンス赤があったので、3弦を張り替えたところ、ヌケは良くなりました。


このチビヤマハは、倍音が多く(強い)、当初は、それが風呂場の音みたいで気持ち良かったのですが、早めのテンポで和音を鳴らすと、倍音が混じり合って、やや混沌としてきます。

3弦を変えたことで、幾分か、それが整理されたようには思えるけど、アルペジオで鳴らすと、3弦だけ直球勝負と云うか、なんとなくバランスが違って聴こえてしまうのは、俺の駄耳のせいか、ド下手なピッキングのせいか。。。なんにせよ、弾き手の問題が大きいのでしょうね。

次回は、改めて、前回と同じオーガスチン赤のセットに張り替えて、検証してみようかと思っています。

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デカヤマハに張った、高音インペリアル(ゴールド)+低音サバレス(コラム)青の組合せも、一週間ほど経って安定してきました。

セゴビアさんが愛用した高音インペリアルとか、村治佳織さんが愛用している組合せ…などの刷り込みが入っているわけですが、低音が鳴り過ぎることもなく、高音もクリアで、今まで張った弦の中では、かなりバランスが良いように感じています。

カルリさんのエチュード(ギタルラ青本の和音とアルペジオの練習)を練習していると、高音弦のタッチが弱めになっても、低音弦にかき消されるようなことがありませんし、音の強弱もつけやすく、早めのテンポでも、和音が混ざり合って、濁るような音にはならないので、全体的に鳴らし易い印象を受けました。

デカヤマハのスケールだと指はキツイけど、がんばって練習しよう。と、モチベーションを揚げてくれる音色です。

マーチンM160の方が300円ほど安価だけど、練習=本番の自分としては、この価格差だったら、高音インペリアル(ゴールド)+低音サバレス(コラム)青をメインに据えて、古くなったら、静音練習でしか使っていない、サイレントギターに、お下がりとして張る。と云うチープなローテーションもありかな。。。などと考えていますが、手元に、ハナバッハ黒+オーガスチン赤、サバレス・クリエーションカンティーガ510MR(1,2弦ニュークリスタル、3弦アリアンス、低音弦カンティーガ)もあるので、次回は、どちらかを試してみようかと思っています。



音の記憶は曖昧で上書きが早い 〜弦交換〜


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チビヤマハ(CS40J)の、低音弦の鳴りが悪くなったので、デカヤマハ(CG182SF)で割と気に入ったマーチンM160に張り替えました。

同時期に弦交換した、デカヤマハのマーチンM160は、もう少し使えそうなので、やっぱり格安弦はヘタるのが早いんだな…と思い込んでいたのですが、張り替えたところ、高音弦は金属っぽさが強いし、低音弦もサスは伸びたけど、ちと物足りない感じ…

チビヤマハには、マーチンよりも格安弦の方が、相性が良いのかな?

と、思いつつ、確認してみたら、前回は、昨年の11月中旬頃にオーガスチン赤(こちらも1セット810円なので高くはありません)を張っていました。
低音弦のサスがまるで伸びなくなったし、厚みも皆無のまま鳴らしていたので、いつの間にか格安弦を張っていると思い込んでいたようです。

鳴らしている時は、運指やリズムに夢中になっているので、特に意識していなかったけど、ある時期から、やっぱりショートスケールの音は細いな。と、感じたことがあるような気がしてきました。
それが、いつ頃のことだったのかは覚えていないので、今回は、もう少し、音色にも注意してみたいと思っています。それが可能ならば…ですけど。


弦交換から四日ほどですが、ぼちぼち安定してきました。
張り替えた直後の印象としては、オーガスチン赤の方が「好み」だったけど、耳が馴染んできたようで、最初に感じたような大きな違和感は薄らいでいます。

もっとも、音の記憶は曖昧な上に、上書き速度が早いし、長くても(多分)3ヶ月ほどの付き合いなので、次にオーガスチン赤を張っても、直後は、これじゃ無い感を抱くのかもしれません。

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チビヤマハは、押弦が楽チンなんだけど、長時間鳴らしていると、左腕が窮屈になってしまうため、デカヤマハを使うようにしていたのですが、やはりプライムギターのネックスケールだと押弦が辛かったので、今年に入ってからは、チビヤマハをメインに使っていました。

デカヤマハは、慣れてきたエチュードなどを、650mmスケールでも押弦出来るかを試すためにしか使っていなかったけど、低音弦も汚れているので、勢いもあって。こちらも弦交換をしました。

今回は、高音弦オーガスチンのインペリア(ゴールド)+低音弦サバレスのコラム青を張ってみました。

インペリア(ゴールド)は、アンドレス・セゴビアと云う、とても有名なギタリストが使っていた弦だそうで、この方は、俺が二十代の頃の1987年に、この世から退出なさったそうですが(このテクストを書き始めるまで)まるで知りませんでした。

で、このセゴビアさんが、クラギのナイロン弦を普及させるキッカケとなった方だそうですが…フッと疑問が生じました。

ギターの弦は、いつからナイロン弦が普及したのでしょう?

ナイロンは1930年代に、デュポン社でうつ病の研究者(後年自殺)が開発して、その後、女性用のストッキングとして商品化された…と、記憶しているのですが、サクッと調べてみたら、ギター製作者だったアルバート・オーガスチンさんが、ギタリストのアンドレス・セゴビアさんの助言のもと、ナイロン弦を完成させたのが1954年のことだったそうですから、まだ60年ほどしか経っていないのですね。

それ以前から使われていたガット弦は、温度や湿度の変化に影響され易い素材だと云うことは、知っているけど、バイオリンのガット弦は(スティールやナイロン弦と比べれば高価だけれども)いまでも普通に購入することが出来ます。
クラギのことを、未だにガットギターと言っても通用するのに、ガット弦(絹弦も)は、量販店で気軽に買える、身近なものではない、と云う現実が、ちょっと不思議に思えました。

もっとも、ガット弦とナイロン弦の音の違いを聴き分けるような耳は持ち合わせていないし、ギターを手にしてからずっとナイロン弦の存在しか知らなかったのですから、そこは ”こだわる” ところじゃないだろ?とは思いますが、家電製品のデジカメと、フィルムの写真機が(ポピュラーな意味で)共存できなかったように、ガット弦とナイロン弦も共存できなかったのかな…などと、結びつけて考えてしまいます。


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こちらの弦は、まだ張り替えたばかりなので、感じと云うか感触のようなものは、もう少し指で味わってから、自分の備忘録として、言葉にしておこうかと思っています。

ところで、ギターの練習をした後で、ウクレレの練習をすると、とにかく押弦が楽チン(に、思えてしまう)で、自分が上手くなったように思い違いをして、ちょっと難しい譜面に挑んで、毎回、返り討ちにあっています。

” こだわる ” べきは、機材ではなく、扱う側の方だな…と、3年前の夏に買ったまま放置状態だったギターを抱えてみて、つくづく ” 足りない自分 ” を思い知らされている次第です。



コンサートピッチ、テンション、リズム


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管楽器を吹き始めた頃に入手したKORGのOT-120です。
クリップチューナーの方が楽チンなので使わなくなっていたけど、最近はギターとウクレレに使っています。

弦楽器用のクリップチューナーは幾つか持っているけど、どれもこれもピッチの最低が436Hzからなのが難点でした。

…と云うのも、音は好きだけど、テンションが高くて指がキビシイ弦の時は、A=440Hzを、バロック音楽の415Hzや、古典楽器の430Hzで、試しているからです。

440では指が泣くけど、430だと頑張れそうで、415だと指が歓ぶ…そんな感じになります。

バンドやアンサンブルなどを組む場合は問題になるけど、天上天下唯我独奏の俺の場合、コンサートピッチにこだわる必要がないので、弦が、たるみ過ぎたり(415Hzの半音下げでは有り得ないけど)、あからさまに曲のイメージが崩れない限り、バロック・ピッチでハワイアンもOKです。


…なんだけど、でもコレって邪道?

小心者なので、念のためプロの演奏家に確認したところ、ピタゴラス音律とか平均律とか、なにやら小難しい話しを聞かされたけど、音を楽しむと書いて音楽と読むのだから、自分の好きにやった方が良い、と、この件に関しては免罪符をちょうだい出来たので、まぁ、色々と試してみようかと思っています。


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でもって、こちらは新兵器のイン・イヤー・メトロノーム。

イヤホンのように耳に装着するメトロノームです。
老舗ウイットナーの小型ネジ式を持っているのですが、チビ助のくせに、なかなかの音量でテンポを刻みます。
壁の薄いウサギ小屋暮らしなので、カチコチカチコチ鳴る音がうるさい…と、たまさか別件で不機嫌だった家族から苦情が出たので、早朝や夜間の利用を控えていたところ、これを見つけたので試してみることにしました。


これを装着して、エレキウクレレを使えば、時間帯に関係なく、メトロノームを使った練習が出来ます。


ミュートやブラッシングの練習には、メトロノームでテンポを確認しないと、手前勝手に鳴らしてしまう初心者だし、3連符や4連符などのリズムバリエーションも設定できるので、自分的にはスマッシュヒットな買物でした。


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ただ、血の通っていない電子音なので、それが気になることがあるのと、そのままだとクリック音が大きく、長時間だと耳がしんどくなるので、メディティングテープを貼って、弱音化させています。


ちなみに、この商品はシリーズで、ゴルフのスイング用とか、社交ダンス用とかも出ています。


音楽にかぎらず、人間の行動(生活)って、リズムが大切なのですね。